辛いけど美味い!サンバルの美味しいお店
サンバルって何?
サンバルとはインドネシアの辛味調味料です。
冒頭の看板の絵からもわかるように唐辛子を主体とし、ニンニク、トマト、赤玉ねぎ・・・などなど様々な材料を混ぜて作られるインドネシアを代表する辛味調味料となります。
インドネシアには数十種類にわたるサンバルがあり、激辛のサンバルもあればそんなに辛さが強くないサンバルもあり、サンバルの種類によって材料も様々です。
インドネシア人の各家庭にはサンバルを作る小さな石臼のような道具が必ず置かれています。
関西人のタコ焼き機みたいですね・・・
私も決してに辛さに強くはないので最初は抵抗がありましたが、実際に食べてみると辛いだけでなく、その中に含まれる旨味にどんどん引き込まれ今ではサンバルにどっぷりハマっております。
美味しいサンバルがあれば、生野菜と揚げテンペだけでご飯3杯は食べれる自信があります(笑)。
まずはサンバルを選ぶ
こちらの店では店内に入ると店員からメニューの用紙を渡されますので、そこに自分の注文したいものを記入して注文する方式です。
まずは、メニュー表の一番上のブロック「サンバル」選びます。
サンバルだけで30種類もあるので何を選んでよいかわからないと思いますが、辛さに自信のない方また最初にこの店を訪れる方には中央にあるSambal Tomato (サンバルトマト)唐辛子とトマトをベースに作られたポピュラーなサンバルがお勧めです。
店内にはサンバルの人気ランキングが載せられています。
私がいつも注文するサンバルトマトは5位となっています。
辛さに自信のある方は、こちらの人気ランキングから直接選ぶのもお勧めです。
ただし、相当辛いサンバルも当たると大量の汗を流しながら食べる事になるのでお気を付けください。
鳥肉、牛肉、魚からメインの料理を選ぶ
Ayam(鳥肉)、Sapi(牛肉)、Ikan(魚)から自分の食べたいものを選びます。
メニューの横に gg/bkr と書かれているものは 焼き/揚げ の違いです。
こちらも好みで丸を付けておきます。
今回、私たち夫婦で頼んだのは鳥もも肉(焼き)川魚(焼き)イカ(揚げ)キノコ(揚げ)テンペ(揚げ)です。
基本揚げに関しては味は付いていません、サンバルを付けて食べます。
焼きに関しては照り焼きのようなタレで焼かれて出てきます。
野菜を選ぶ
Sayur(野菜)の欄から食べたい野菜も選びます。
今回は Tauge(もやし)とTerong(なす)の炒めたもの選びました。
揚げた野菜をサンバルで食べても美味しいですよ♪
まずはメインの魚、鶏もも肉、イカ、そしてもやしとご飯が運ばれました。
左下に見えるのがサンバルトマトです。
バナナの葉っぱの上で食べるのがインドネシアの伝統的な食べ方です。
残りの料理、テンペとナスと揚げキノコも運ばれてこれで全員集合です。
今回は頼みませんでしたが、揚げナスも美味しいのでお勧めです。
口が辛くなった時には飲み物は欠かせません。
特に辛いサンバルを選んだときは3杯くらい飲み物が必要になります。
こちらはパパイヤジュースと、ライムジュースです。
辛い物が苦手な人はケチャップマニス(甘いソース)を頼んでおきましょう。
サンバルに混ぜると辛さがマイルドになって食べやすくなります。
妻は辛いのが苦手ですが、サンバルは大好きなのでいつもこちらを頼んで辛さを和らげています。
インドネシア人のおすすめではサンバル料理は手で直接食べた方が美味しいそうです。
私も最近は直接手で食べていますが、その言葉とおり手で食べた方が美味しいのでお勧めです。
お寿司を手で食べる方が美味しいのと同じかもしれません。
食後は手が少しサンバル臭くなりますが、その美味しさをより実感できると思います。
店内の様子です。
私が訪れた3時頃は空いていましたが、お昼時、夕食時は人気店でとても混雑しています。
かなり並ぶこともあるので、混雑時には先に注文票をもらって料理を選んでおくといいですよ。
お値段
2人でお腹いっぱい食べて124,850Rp(960円)
安い!ですよね。
それぞれの単価が安いので沢山食べても値段が高くなりません。
それが人気の秘密なんですね。
せっかくインドネシアに来たら是非本場のサンバルを食べて帰ってくださいね。
場所
今回はデンパサールのお店ですが、他にもウブドに行く途中や、サヌールにもあるので観光がてら食べるのもいいかもしれません。